【7月2日まで開催中】高倉大輔さんの個展　奈良町にぎわいの家

空間に同じ人がいっぱいいる?!

先月から、奈良町にぎわいの家で開催されている個展の紹介です。
つい最近、大阪市内にあるテヅカヤマギャラリーで個展をされていた高倉大輔さんのmonodramatic シリーズが奈良でも楽しめるんです。
キュレーターは内田千恵さん。彼女もまたテヅカヤマギャラリーで長年勤められていた方で、現在は奈良に在住でアートのお仕事をされています。

気鋭の写真家として活躍する高倉大輔氏の monodramatic シリーズを紹介する アート企画です。
自らの役者としての経験を元に演劇 – デザイン – 写真と3つのフィールドを行 き来しながら制作する高倉氏の作品はユニークな視点で作られています。 国内外でも注目される代表作 monodramatic(モノドラマティック) シリーズは、 monodrama = 一人芝居 dramatic = ドラマティックな、という意味の造語です。 役者や表現者を被写体に選び、高倉氏が演出をつけ、一つの物語が生み出され ます。多数の画像を合成してできた写真作品は、一人の人物の多面的な表情や 動きを写し出しています。 今展示では、にぎわいの家に合わせ、和紙の伝統技術を継承する「アワガミファ クトリー」からご協力をいただきました。和紙と現代写真のコラボレーション をお楽しみくださいませ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　内田千恵

【会期】現在開催中〜7月2日（火）まで