猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)と聞けば、三重県にある神社を思い出すかも知れませんが、実は奈良町(今御門商店街と西寺林商店街が交差する場所)にある小さな神社です。

創建は平安時代、9世紀の平城天皇御代に元興寺境内に創祀されたと大規模な寺院でしたが、宝徳2年(1450年)元興寺の大火後、再々の火難に類焼し、現在の小祠となったそうです。

猿田彦命(サルタヒコノミコト)と、市寸島姫命(イチキシマヒメノミコト)が祀られていて、「道祖神社」と呼ばれているように地元では道祖神や開運の神として信仰を受けてきました。

門が閉ざされていないので、地域住民以外でも気軽に参拝できるようになってます。

猿田彦神社(道祖神社)
奈良市今御門町1